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サーバー移転、2013.12.24

パンの笛(パンフルート)の 楽器 について

パンの笛(パンフルート)奏者 岩田英憲(EIKEN-IWATA)パンの笛は、ルーマニアの民族楽器で、そこでは、「ナイ」と呼ばれている。
南米では、「サンポーニャ」、一般的には、「パンフルート」・「パンパイプ」と呼ばれる。

葦や竹の筒を何本か横に並べて、長さの違う筒を吹いて音を出す楽器で、筒状の植物のある地方には、世界中どこにでも存在する。
パイプオルガンや、フルートの原型。 パンの名前の由来は、ギリシャ神話から来ている。

パンは、半獣半神の牧場の神・・・ 「牧神パンは、水の妖精(シュリンクス)に、恋をし、追いかけるが、 シュリンクスは、それをいやがり、アルカディアの、水辺に、身を投げて、 葦に変身してしまう・・・その時、風が葦の切り口に当たり、物悲しい音を出した・・・パンは、その葦を束ねて、笛にし、肌身離さず、持ち歩き、彼女を思い、笛を吹いた・・・」と言われている。

牧神パンが吹いたところから、「パンの笛」と、呼ばれる。
また、変身した水の妖精の名前をとって「シュリンクス」とも呼ばれている。
決して、食べるパンで作った笛の、ことではない。

日本では、奈良の正倉院に、「拝簫(はいしょう)」という名前で、中国・韓国を経て、納められている。
また、宇治の平等院では、「雲中菩薩(うんちゅうぼさつ)」が、その笛を吹いている姿を、見ることが出来る。
音の発生する原理は、 風が、野の草花を、揺らせる時に、かすかに、葉ずれの音がしているが、 その音こそが、パンの笛の音の原点。

物言わない植物たちが、風に揺れて、音を出し、しゃべっている風景を、 僕は、いつも想像している・・・      (岩田英憲)

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