パンフルート,パンの笛,岩田英憲 パンフルート,パンの笛,岩田英憲




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サーバー移転、2013.12.24

とうすけさん 笛をふいて!

作者:香山彬子(かやま あきこ)

 岩田英憲ブログ:パンの笛を吹く「とうすけ」のブログ 
音楽物語「とうすけさん笛をふいて!」を聴いてみる。
風に揺れている草花のうた・・・パンフルート
とうすけさん笛をふいて!パンの増えパンフルート 音楽物語 岩田英憲
「とうすけさん笛をふいて!」
  • 内容:ふしぎな力をもった双眼鏡で、鳥たちの会話を楽しんでいた少年東助
    ある日、キツネに襲われた一羽のチョウゲンボウを助ける。
    その、チョウゲンボウに東助はナイ(パンの笛)を聴かせ、しだいに二人の中に友情が芽生える。
    ある日、その二人に、衝撃的な別れの時が来る。
    動物公園の鳥箱に押し込められたチョウゲンボウに、東助は毎日、ナイを
    聴かせる。冬の雪の降る寒い日、東助が来るのを待ちわびるチョウゲンボウ
    「東助さんは、まだこないのかな、東助さんの笛を聴きたいな・・・・」
    「東助さん、空を飛びたいな・・・・」
    そう思いながら、息を引きとるチョウゲンボウ。
    東助は、お墓をつくりあげると(きみのことは、けっしてわすれない)
    と、心にくりかえし誓った。
    ・・はるか遠くの山のいただきから、雪けむりがたえまなくおしよせてくる
    そして「とうすけさん、とうすけさん。笛をふいて!」・・・・・
    うたうようなささやきが、きこえてきた。

  •   とうすけさん笛をふいて
      東京で、パンフルートの演奏会をしたとき、香山彬子さんが、会場に来られていて、演奏が終わって、楽屋を訪ねてこられて、渡されたのがこの、「とうすけさん笛をふいて」という一冊の本でした。この本の画像は、まさにその時いただいた本の表紙です。岩田さんは作品を読んで、はっとしました。これは自分の為に書かれたものだと。
     香山彬子さんが、このとうすけさん笛をふいてを書こうと思ったきっかけは、ある時、FMラジオを聴いていて、聴こえてきたのが、ルーマイアの民族楽器「ナイ」パンフルートの「友を偲ぶ哀歌」でした。音のもの悲しさ素朴さに感銘を受け、この作品を書きさげたそうです。東京でパンフルートの演奏会があることを知り、岩田さんの演奏会にいかれたそうです。
     ウィーンで初めてパンの笛を聴いたのが、友を偲ぶ哀歌、香山さんがFMで初めて聴いたのが、の友を偲ぶ哀歌、そして二人を結びつけたのが、演奏会で演奏された、「友を偲ぶ哀歌」・・・作品の締めくくりには、そのドイナが登場します。
    ・・・岩田英憲「友を偲ぶ哀歌」を聴いてみる
    音楽物語 とうすけさん 笛をふいてで使われた曲が入っています。
    AVACO
    タイトル:「風・祈り・生命」―パンの笛幻想
    【曲目】
    1.「野の花は風と歌う」(作曲:榊原栄 オリジナル曲)4分13秒
     NJP弦楽アンサンブルとハープ〜井上美江子+パンの笛
    2.「うるわしの白百合」(賛美歌496番)2分44秒
     パンの笛四重奏とハープ
    3.「風舞うせせらぎ」(作曲:篠崎正嗣 オリジナル曲)5分43秒
     弦楽四重奏〜ステファニーエンジェル+パンの笛
    4.「愛しのチョウゲンボウよ」(作曲:山本純之介 音楽物語「とうすけさん笛をふいて!」より)3分33秒
     NJP弦楽アンサンブルとハープ+パンの笛
    5.「大空を流れゆく風のように」(作曲:篠崎正嗣 オリジナル曲)5分47秒
     弦楽四重奏〜ステファニーエンジェル+パンの笛
    6.「春の日の花と輝く」(アイルランド民謡・讃美歌467番 編曲:榊原栄)3分44秒
     NJP弦楽アンサンブルとハープ+パンの笛
    7.「そよ風の海へ」(作曲:YAS-KAZ オリジナル曲)4分40秒
     ピアノ〜イサオ・ササキ+パンの笛
    8.「みどりの森よ」(作曲:メンデルスゾーン・讃美歌406番 編曲:榊原栄)3分37秒
     NJP弦楽アンサンブルとハープ+パンの笛
    9.「いのちの森から」(作曲:YAS-KAZ オリジナル曲)9分20秒
     様々な打楽器〜YAS-KAZとマンドリンアンサンブル〜M.M.A+パンの笛

    演奏者:岩田英憲
    ディレクター:小川圭一
    収録時間:43分35秒
    日本野鳥の会オンラインショップより
     とうすけさん笛をふいて!香山彬子 岩田英憲 音楽物語 パンフルート パンの笛 出版社:講談社 (1989/11)
    発売:1989/11
    講談社青い鳥文庫
    著者:香山彬子
    編集:徳田秀雄
     
     とうすけさん笛をふいて! 岩田英憲 音楽物語とうすけさん笛をふいて! 香山彬子 岩田英憲 パンフルート パンの笛 音楽物語 1980年日本児童文芸協会賞受賞。
    1990年に日本野鳥の会の音楽・朗読劇(脚本:牛山剛、音楽:山本純之助、ナイ:岩田英憲、朗読:久米明)として上演。
    以来、児童ばかりでなく多くの大人にも愛されてきました。
    2008年再版され、久米明・岩田英憲による舞台が復活しました。(日本野鳥の会オンラインショップ紹介より)

    著者:香山彬子
    挿絵:渡辺淳
    発行:こすもす(河田由紀子)
     [紙芝居]とうすけさん 笛をふいて!〜ある少年とチョウゲンボウのものがたり〜
    原作:香山彬子
    脚色:東多江子
    画:渡辺淳
    装丁:菅谷貫太郎
    発行:こすもす(河田由紀子)
    サイズ:265×380mm、24場面
    2009年7月1日第1刷発行
    日本野鳥の会オンラインショップより
     NHKの「母と子のテレビ絵本」 音楽物語 岩田英憲 香山彬子 パンフルート パンの笛  NHK「母と子のテレビ絵本」
    出版社:講談社
  • 著者の紹介

  • 香山彬子(かやまあきこ、1926年7月15日 - 1999年10月2日)、

    日本の児童文学作家。東京都出身。東京女子医科大学卒業。
    1966年「シマフクロウの森」で第7回講談社児童文学新人賞受賞してデビュー

 ↓この下の数字を押すと久米明さんの語りによる、とうすけさん笛をふいてが聴けます。
 
   とうすけさん笛をふいて! 音楽物語 久米明
語り:久米 明さん
(Akira・Kume)
 音楽物語:とうすけさん笛を吹いての一部ですが下記からWAVファイルでお聞きになれます。
広島のエリザベト音楽大学での演奏会で録音したものです。
※お使いのインターネットの状況で聞き取り難い場合は、データがダウンロードし終えて再度お聴きください。
↓聴く↓
1.(MP3:931KB) ←   語り:久米明
2.(MP3:764KB) ←   語り:久米明
3.(MP3:645KB) ←   語り:久米明
4.(MP3:881KB) ←   語り:久米明
5.友を偲ぶ哀歌(ドイナ)(MP3:931KB) ← 演奏のみ←パンフルート 岩田英憲

  • 追記・友を偲ぶ哀歌(ドイナ)は、原作の香山さんが、この作品を書こうと思ったきっかけの曲です。
    そして、岩田さんが、ウィーンで始めて聴いた、レコードもこのドイナでした。
    さらに、そのドイナは、ともにザンフィルの演奏した曲であった 後に東京での岩田さんの演奏会を香山さんが童話を持って訪ねた時のでの演奏曲に、このドイナがありました。

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